南アフリカ・ヨハネスブルク(Johannesburg)にあるネルソン・マンデラ(Nelson Mandela)元大統領の自宅前に置かれた、マンデラ氏へのメッセージ(2013年6月9日撮影)。(c)AFP/ALEXANDER JOE 【6月10日 AFP】南アフリカの反アパルトヘイト(人種隔離政策)運動指導者、ネルソン・マンデラ(Nelson Mandela)元大統領(94)が肺の感染症で入院して2日目となった9日、多くの国民たちが回復を祈る一方で、「逝かせてあげるべき」との声も上がっている。 来月95歳の誕生日を迎えるマンデラ氏にとって、今回の入院は昨年12月以降、4度目。前回の入院では肺炎の治療を受け、4月に退院していた。 9日付の南ア紙サンデー・タイムズ(Sunday Times)は、マンデラ氏が笑顔で手を振る写真と共に「彼を逝かせる時が来た」と見出しをつけた1面記事を掲載した。マンデ