シリアやヨルダンと国境を接するイラク西部アンバル(Anbar)州の州都ラマディ(Ramadi)で、ヌーリ・マリキ(Nuri al-Maliki)首相に抗議する人々(2012年1月4日撮影、資料写真)。(c)AFP/AZHER SHALLAL 【3月5日 AFP】イラク西部アンバル(Anbar)州で4日、治療のためにイラクを訪れていたシリア政府軍兵士らがシリアの武装グループに襲撃され、イラク人9人を含む57人が死亡した。 イラク国防省は、襲撃は「シリアからイラク領土内に侵入したテロリストグループによるもの」でシリア政府軍兵士ら48人とイラク軍の警備要員9人が死亡したとの声明をウェブサイト上で発表した。 イラク国防省の発表によると、シリアでの戦闘で負傷した兵士らは、イラクで治療を終え、「公式ルート」を通じて再びシリアに移送される途中だった。兵士らは武装していなかった。 国防省はまた、「イラクの