新しい万能細胞「STAP細胞」の論文問題で、理化学研究所は、4月1日に記者会見を開き、調査委員会による最終報告書を公表すると31日明らかにした。午前中に理研上席研究員の石井俊輔・調査委員長らが調査報告について説明し、午後には野依良治理事長らがこの報告を受けた対応などについて語る。 理研広報室によると、小保方(おぼかた)晴子ユニットリーダーら論文の著者は出席する予定はないという。 理研は14日、論文に画像加工など不適切な点があったとする中間報告を公表した。下村博文・文部科学相は20日の閣議後会見で、4月中旬までに最終報告をまとめるよう、理研に求める考えを示していた。