ユーザーの連絡先を利用して増殖し、SMSやFacebookで拡散するモバイルマルウェアの感染が世界30カ国以上に広がっているという。 モバイルセキュリティ企業のAdaptiveMobileは3月3日、SMSやFacebookで拡散するモバイルマルウェアが流行し、世界30カ国以上に感染が広がっていることが分かったと発表した。単発のメッセージ誘発型モバイルマルウェアとしては最大級の流行だと説明している。 同社によると、このマルウェアはユーザーの連絡先を利用して増殖し、Amazonの偽ギフトカードにリンクさせたメッセージを登録された相手に送信。Android端末でこのリンクを開くとマルウェアがインストールされる。 感染するとアンケートへの回答を促す画面やゲームのダウンロードを促す画面が表示され、ユーザーがクリックするごとにマルウェア作者に収入が入る仕組みになっている。 その背後では連絡先情報が収