![堤 未果 『ルポ貧困大国アメリカ』](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c55b19595219cc0af1d51b3866435dae5046ee04/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fm.media-amazon.com%2Fimages%2FI%2F3115lHwoKQL._SL500_.jpg)
アメリカのトヨタ叩きについての「もやもや」が晴れた。これは、アメリカンリスクの教科書として読まれるべきスゴ本。 そのジャイアニズムやダブスタにはちゃんと(構造的な)理由があることが分かる。なぜヒステリックな反応をしたのか、原因判明にもかかわらず、どうしてケジメをつけられないか理解できる。同時に、トヨタの大人の対応と、是々非々バランス感覚の絶妙さに唸らされる。さらに、アウディ、トヨタの次がどこであれ、どんな対応を取ればよいか教訓が得られる。 2009~2010年の「トヨタ急加速疑惑」によるトヨタバッシングは異様だった。メディアの扇情報道がオレモオレモ苦情のループを呼んでヒートアップする一方、トヨタを蹴落とす陰謀論がまことしやかに語られていた。どこまでが「事実」で、どこからが「意見」なのか日本のメディアを探しても、「グローバル経営感覚の欠如」や「トヨタの油断や驕り」など、自虐的な報道ばかり。後
これが未来か。 本? 読みますよ。小説だってエッセイだって伝記だって。写真集も雑誌も見ます。ただ、その「本」が物理的に紙でできた本かどうかは別のお話。紙の本はどんどん減っていくでしょう。ほら、こんな図書館もオープンしましたし。 米国はテキサス州サンアントニオに新たにオープンする公共図書館Biblio Techには、紙の本がありません。本がない図書館。ブックレス図書。テキサス州ベア郡全体で予定されている、本無し図書館建設計画の先駆けとして、この秋にオープン予定。紙の本の代わりにあるのは、もちろん電子書籍。自分自身の電子リーダーを持っていなくても、図書館が2週間単位で貸し出ししているので、どんな人でも利用が可能です。図書館内にはもちろんパソコンルームも完備。 学術資料を扱う図書館では、紙の本を用意しないスタイルに鞍替えしているところも多くありますが、サンアントニオの図書館は、スタートから一切紙
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