トロントの「元気印」は健在だ。渡米3年目のブルージェイズ・川崎宗則内野手(33)は、6月17日にメジャー復帰。打率・289をマークするなど、好守好打で正二塁手の座を奪い、プレーオフ争いを繰り広げるチームに欠かせない存在となっている。明るいキャラクターで地元ファンへの人気も絶大。独占インタビューを通じてムネリン流の野球哲学に迫った。 ――前半戦終了時、ジョン・ギボンズ監督が「現在の正二塁手」と評価していた。昨季と立場が少し変わったのでは。 「一緒です。ずっと僕は試合には出ていたしベンチにも入っていたし、今までと何一つ変わらない。思い切って自分のプレーをするだけです」 ――日本と米国での一番大きな違いとは。 「英語をしゃべるのと日本語をしゃべること。これだけですよ。(野球は)みんな違う、違うと言うけど一緒。野球をうまくなりたいという野球小僧が、でっかくなってその軍団が集まっている。何一