今年も大沼に始まり大沼に終わった日本プロ野球でありますが、本日も目の前で落合中日の優勝が決まるかという決戦の舞台が横浜ベイスターズの本拠地で行われ、勝つか引き分ければ中日の優勝という局面で引き分けで胴上げという面白くも何ともない展開となりました。横浜の最終兵器と言われた大沼もベンチ入りしていたものの登板機会はなし、真の意味での名将である落合監督の花道に手向ける一本の勝ち越しホームランを遺漏なく捧げられた唯一の男が大沼だったであろうことを考えると、尾花監督の男気の微妙さに一抹の不安を感じるところであります。 ここのところの大沼、前のピッチャーが出した二人のランナーを二人とも返して自身は無失点とか、一個のアウトを取るだけなのに二本のヒットを浴びるなど、相手チームの打撃陣に対して献身的な働きを見せており、相手の成績をアップさせて百円でも多く相手球団に年俸を支払わせ、少しでも疲弊させようという策略
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