29日午前9時45分頃、新潟市秋葉区の公園脇の斜面で、県立新津高校野球部の1年の男子生徒(16)がユニホーム姿で倒れ、死亡しているのを秋葉署員が見つけた。同署は、目立った外傷がないことなどから、28日の部活動のランニング中に熱中症で倒れて死亡した可能性があるとみて調べている。 同署などによると、生徒は28日午後1時過ぎから、ほかの部員と一緒に校外に約10キロのランニングに出かけた。各自のペースで走り、野球部の監督と部長が車で帯同していた。その後はグラウンドで練習し、午後7時頃に解散した。男子生徒が戻ってきたかどうかは、誰も確認しなかったという。 保護者から29日朝、同校に「昨日から子供が帰宅しない」と連絡があった。通報を受けた同署員や部員が捜し、同校から約750メートル離れた斜面で倒れているのを見つけた。