東京の井の頭公園で池の水質を改善するために水を抜いたところ、底から、自転車およそ200台が見つかり、東京都は、処分のための予算を増やすとともに、不法投棄を防止するための対策を検討しています。 井の頭公園にある井の頭池では、先月18日から、水質の改善や生態系の回復を目的に、池の水をすべて抜く作業がおよそ30年ぶりに行われています。 すると、池の底から捨てられたとみられる自転車が次々に見つかり、これまでに回収しただけでもおよそ200台に達しています。 公園を管理する東京都は、当初、池で見つかったゴミの処分は、園内で出るほかのゴミの処理費用で賄う予定にしていましたが、あまりにも量が多いため、予算を積み増して対応することにしています。 また自転車の多くが、池にかけられた橋の近くで見つかっていることから、今後、職員が橋を巡回したり、周辺に不法投棄をしないよう呼びかける看板を設置したりすることを検討し
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