自転車が安全に走れる環境を整備するため、警視庁や国土交通省などは自転車の通行が多い東京・墨田区の国道6号線に専用のレーンを800メートル余りにわたって試験的に設置し、運用を始めました。 自転車専用のレーンが設けられたのは、墨田区内の国道6号線のおよそ820メートルの区間です。 この区間は自転車の通行が多く、車道上で車と接触する事故が後を絶たないほか歩道も狭いため、歩道を走る自転車と歩行者が接触する危険性も高いことから、警視庁や国土交通省などが対策を検討した結果、専用レーンを試験的に設けました。 19日は警察官や国土交通省の職員20人余りが出て、自転車の利用者に専用レーンを通行することや進行方向と逆向きに走ることは禁止されていることなどが書かれたチラシを配って安全運転を呼びかけました。 自転車に乗っていた女性は「歩道が狭く歩行者と接触するおそれがあり危なかったので、専用レーンができてよかった