「そこら中に現金が落ちているようなもの」 1950年代の朝鮮戦争特需でも問題になった金属盗、なぜまた増えた?
南米のアルゼンチンはアメリカの一部の投資ファンドとの交渉が決裂した先月30日以降、一部の債務が履行できない状態が続いています。 国の信用の低下から通貨ペソが値下がりし、国民の間では仮想通貨、ビットコインを買う動きが広がっています。 ビットコインはインターネット上の仮想通貨でことし2月、日本で取引仲介会社の1つが経営破たんしたことをきっかけに価格が急落しました。 しかし、アルゼンチンでは人気が高まっていて、首都ブエノスアイレスを中心にバーやレストランなどビットコインが使用できる店は120を超え日本の3倍近くに上ります。 人気の背景には、アルゼンチンの通貨ペソの値下がりがあります。ペソは、この1年で30%以上値下がりし、先月30日に一部の債務が不履行になってからはさらに下落していて、ペソよりもビットコインのほうが、まだ安全だと考える国民が増えています。 また、ペソの値下がりは深刻なインフレにつ
このところニュースの経済面を騒がせている仮想通貨『ビットコイン』。ビットコイン取引サイトでは、わずか2カ月あまりで取引価格が10倍以上に急騰し、時価総額にして1兆5000億円にも達した。 10月からのビットコイン相場を引っ張ってきたのは中国の個人投資家たち。10月14日にネットサービス大手の『百度』がビットコイン決済に対応することを発表して以来、投機熱が加熱。テレビや新聞でも「ビットコインで家が建った」という億万長者の誕生が報じられるほど異常な盛り上がりを見せ、世界で流通するビットコインの3分の1以上が中国経由で売買されるようになっていると観測されていた。 ところが、この3日間で状況は一変。12月5日に1ビットコイン(以下BTC)=1240ドルの高値をつけた後、取引価格が急落し、7日午後には一時1BTC=576ドルの最安値を付けた。わずか3日間のうちに半額以下になってしまったというわけだ。
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