Live2Dは12月24日、2Dイラストを立体的に動かせる「Live2D」の次世代技術として、360度全方向に対応した「Live2D Euclid」を発表した。 1枚の原画を変形する従来の「Live2D Cubism」は、動きの範囲が左右30~40度と限定的だったが、「Euclid」では複数の原画を変形しながら連携させることで、上下左右すべての角度で表情や動きを原画に忠実に表現できるようになったという。 最大の魅力はキャラクターの表情や仕草の表現力。3Dモデルにすると失われがちな細かいディテールや原画の雰囲気を損なわず、イラストそのままに動きを付けることができる。 表情が重要になる顔や頭部は「Live2D Euclid」、体はこれまでの3Dデータで――など、組み合わせて使うことも可能。将来的には「Autodesk 3ds MAX」などの3Dモデリングソフトとの連携も検討していくという。 ア