インド・コルカタ(Kolkata)で、10代の少女が少年3人にレイプされた事件に抗議しデモ行進する人権団体の活動家たち(2014年6月2日撮影)。(c)AFP/Dibyangshu Sarkar 【6月9日 AFP】インドで、5月に政権交代したばかりの与党・インド人民党(Bharatiya Janata Party、BJP)の政治家が「レイプはうっかり起きるものだ」と発言し、女性への暴力に対する世論の怒りをあおっている。 インド中部チャッティスガル(Chhattisgarh)州のラムセワク・パイクラ(Ramsevak Paikra)州内相は6日、報道陣を前に「こうしたこと(レイプ)は意図的に起きるのではない。この種の出来事は、うっかり起きるものだ」と発言した。 パイクラ州内相は法秩序維持を担当する閣僚で、北部ウッタルプラデシュ(Uttar Pradesh)州で少女2人が集団レイプされ死亡し
インド・シリグリ(Siliguri)で、女性に対する犯罪と暴力への抗議デモに参加し、プラカードを掲げる活動家ら(2013年7月26日撮影)。(c)AFP/Diptendu DUTTA 【9月11日 AFP】国連(UN)は10日、アジア太平洋地域の6か国で実施した調査で、対象となった男性の4人に1人近くがレイプの経験があることを認めたとの結果をまとめた報告書を発表した。被害者は男性自身のパートナーであることが多かったという。 国連はバングラデシュ、中国、カンボジア、インドネシア、スリランカ、パプアニューギニアの6か国で18~49歳の男性1万人以上を対象に匿名の聞き取り調査を行った。この規模の調査が実施されたのはアジア太平洋地域では初めてで、女性に対する暴力がまん延していることが明らかになった。 一方で、レイプの発生率は地域によって大きく異なるため、今回の調査地区がその国の全体を表してはいない
強制わいせつなどの性犯罪と同様に痴漢が増えている。大阪府内では今年上半期(1〜6月)の摘発件数が前年より7・6%増の185件で、平成20年以降で最多。摘発者の中には小学校長や警察官、自治体職員ら「地位のある人」も少なくない。実名公表や厳しい処分が待ち受けているにもかかわらず、なぜ犯行に及ぶのか。再犯も目立っており、専門家は「『病』だと認識して治療する必要がある」と指摘している。 ■信頼失い職失う 大阪府警は7月上旬、茨木署地域課の巡査長(38)を停職1カ月の懲戒処分にした。理由は痴漢。巡査長は依願退職した。 痴漢は軽微な性犯罪とみられがちだが、女性の心を深く傷つける卑劣な犯罪として、社会的に厳しく断罪される。実名は公表され、警察官なら処分は停職でも依願退職が当たり前。懲戒免職になることもある。 府警は摘発を強化しており、22年以降の摘発件数は毎年、前年比約30件増となっている。しか
道路脇の側溝に身を潜め、何も知らずに歩く女性の下着を仰ぎ見る-。そんな誰も思いつかないようなハレンチな行為に出た男が兵庫県警に逮捕された。現場は、神戸の名門女子大や女子高へと続く通学路。暗く狭い溝の中で、女性が通りかかるのをじっと待ち、下からスカートの中を見上げていた男は「生まれ変わったら『道』になりたい」と…。こんな男の“異常行動”は、薄気味悪さや気持ち悪さを通り越し、女子大生たちや付近の住民らに恐怖心すら植え付けていた。のぞき見への執念 神戸市東灘区の閑静な住宅街の一角。近くに「お嬢様学校」とされる甲南女子大や甲南女子高があり、登下校の女子学生の笑い声が響く。その通学路脇の側溝に侵入し、鉄製のふたの穴越しにのぞいていたとして、兵庫県迷惑防止条例違反の疑いで、同区の会社員(26)が兵庫県警東灘署に逮捕された。 逮捕容疑は6月5日午前10時10分ごろ、同区森北町の道路の側溝の中に忍び込み、
フランス・エブリー(Evry)の医療研究機関で研究者が手にしたDNAのサンプル(2012年11月21日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/KENZO TRIBOUILLARD 【2月11日 AFP】フランス南部マルセイユ(Marseille)で起きた連続レイプ事件で、容疑者のものと思われるDNAが一卵性双生児のDNAと一致したため、地元警察の捜査が難航している。 双子のDNAの識別はきわめて困難で検査費用もかさむことから、警察は24歳の双子を2人とも容疑者として拘束している。2人のうちどちらが犯人なのか、または2人とも事件に関係しているのか、さらなるDNA検査が行われるまで断定できないという。 マルセイユでは、昨年9月から今年1月にかけて22歳から76歳の女性6人がレイプされた。警察はバスの車内で撮影された動画から双子を突き止めた。いずれの被害者も犯人に携帯電話を奪われており、そ
指導していた大学の女子柔道部員を合宿先のホテルで乱暴したとして、準強姦罪に問われた2004年アテネ、08年北京両五輪の柔道男子金メダリスト、内柴正人被告(34)の第6回公判が29日、東京地裁(鬼沢友直裁判長)であり、検察側の被告人質問などが行われた。内柴被告は事件2日前の合宿中、3人目の別の女子部員と性行為したことを明らかにした。また、隠し子疑惑も発覚した。(サンケイスポーツ) 内柴被告が3人目の女子部員と性行為をしたとされているのは、事件があった昨年9月20日未明の2日前の18日未明。 当時、都内のホテルで女子部員4人と内柴被告、男性コーチらが参加し、3泊4日の日程で合宿中だった。この日の証言により、内柴被告は合宿中に4人の女子部員のうちの3人と性行為をしていたことになる。 当時、内柴被告がコーチを務めていた九州看護福祉大(熊本県玉名市)女子柔道部の部員数は約20人だった。 内柴被告は2
オランダ・アムステルダム(Amsterdam)の裁判所前で記者団の取材に応じるRobert Mikelsons被告の弁護人(2012年3月14日撮影)。(c)AFP/EVERT ELZINGA 【8月10日 AFP】国際刑事警察機構(インターポール、Interpol、ICPO)は7日、米国で押収された児童ポルノ写真に写っていたぬいぐるみが加害者の特定につながり、さらに世界中で40人近くの逮捕につながったと発表し、捜査当局が持つ児童ポルノ事件の証拠品の国際的な共有を呼び掛けた。 画像に写っていたぬいぐるみが、オランダの児童書シリーズで有名なうさぎのキャラクター「ミッフィー(Miffy)」だと分かったことが加害者特定のきっかけになったという。インターポールのロナルド・ノーブル(Ronald Noble)事務総長は声明で、インターポールのデータベースにこの写真を追加した米当局の決断により、「これ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く