ディー・エヌ・エー(DeNA)は6月3日、ヘルスケア分野に参入すると発表した。東京大学医科学研究所(医科研)との共同研究に基づき、7月下旬から一般向け遺伝子検査サービス「MYCODE」を始める。同種のサービスが増える中、東大医科研との提携に基づいた信頼性の高い分析を売りに、疾病リスクを知ることで病気の予防に関心を高めてもらうのが狙いとしている。 モバイルゲームなどネット上で事業展開してきたDeNAがヘルスケアや医療領域に踏み込んだ第1弾事業。100%出資の子会社「DeNAライフサイエンス」が主体となり、遺伝子の検査やユーザー情報の管理、検査結果の提供などを行う。 掲げるのは、病気になってからケアする「Sickケア」から、健康を維持する「Healthケア」への転換。遺伝子検査で客観的に自分の体の状態を把握することで、具体的な行動の変化に結びつくことがメリットとしている。 ユーザーはWebサイ