ほとんどログインしないFacebook経由で、慶応幼稚舎の入試問題が手元にまわってきた。リンク先には図もあるが、かんたんに説明するとこうだ。 ABCDの4人が1列に並んでいる。AとBの間に壁があり、それぞれ壁を向いている。CとDは共にBの方向を向いている。AとCは黒の、BとDは白の帽子をかぶっている。壁でしきられているAとBCDはお互いが見えない。CはBが見え、DはBとCの両方が見える。 4人に、帽子は白が2つ黒が2つであることを伝える。そして、自分の帽子の色がわかったら、すぐにその色を叫ぶようにいう。すると、しばらくの沈黙の後、自分の帽子の色をあてた人がいる。それは誰で、ナゼか。 ネタばらし まず答えから言うとCだ。Cはこう考えることができる。「ぼくは今Bの白い帽子が見えている。仮に自分の帽子も白かったとしよう。するとDからはBと自分の2つの白い帽子が見える。全部で白い帽子2つに黒い帽子