北海道帯広市の帯広北高校チアリーディング部の男性監督が、女子部員に不適切な行為をしたとして、同部の2年生部員10人全員が今月5日に退部届を出していたことが16日、分かった。 学校側は「担当者が不在で分からない」と説明している。 道庁学事課によると、同校の保護者から昨年12月27日に道に電話があり、同校の教頭で男性監督が特定の部員を呼び出し「結婚しよう」などと発言したり、ネックレスなどを贈るなどの不適切な行為を続けているとの苦情があったとしている。また、監督はファミリーレストランで部員の手を握るなど、体を触る行為もあったという。同部は2010年から2年連続でジャパンカップ・日本選手権に出場するなど強豪校として知られる。 同課が2度にわたって学校関係者に電話で事情を聞いたところ「それに近いことがあったのは事実」とした一方「いずれも生徒を励ますなどのコミュニケーションの一環で、受け止め方の違い」