ドーキンシア(Dawkinsia)属の小型淡水魚、ドーキンシア・シンハラ(Dawkinsia singhala、2012年7月15日提供)。(c)AFP/HO/Rohan Pethiyagoda 【7月17日 AFP】スリランカの科学者らが淡水魚の新しい属(genus)を特定し、無神論者としても知られる進化生物学者、リチャード・ドーキンス(Richard Dawkins)氏にちなんで「ドーキンシア(Dawkinsia)」と命名した。 「属」とは生物の分類で「種(species)」の上、「科(family)」の下に位置する階級。魚類学者ローハン・ペティヤゴダ(Rohan Pethiyagoda)氏(56)によると、ドーキンシア属は南アジアのみに生息する9種の魚から構成され、雄の背びれから糸状に長く伸びた部分(フィラメント)が出ている点が特徴だという。 これまでドーキンシア属の魚は、バルブ(b