起業したいひと、あるいは事情によって自営業をはじめなければならなくなったひとに、伝えたいことのひとつに、『その業界の先輩たちが面倒がってやらないことから始めよう』ということがある。 以前、『絶対に失敗せずに「商売」を始める10のポイント』という記事にこんなことを書いた。 人の嫌がる仕事をして喜んでもらおう 僕らの古着業界では、こんな面白いことがおきる。 たいていのひとは、業者専門の競市で商品を仕入れる。そして、仕入れの場では、自分が欲しいもの以外にも買わないといけない場合も多々ある。 たとえば、20枚ぐらいの着物がヤマにされて出品され、その19枚は要らないが、1枚だけ欲しいというような場合だ。 その1枚目当てに買う場合、残りの19枚は不要になるのだ。 そして、それをいちいちたたんで持って帰るのが面倒臭くなる。 その19枚だって売れるのだが、その人にとっては、それをせっせとたたんで、ちびちび
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