深層2015イングレス 陣取りゲーム、社会に影響 11日午後3時の県内の様子。緑と青がそれぞれの陣営の拠点 「手打ちうどんまえば」の入り口にあるタヌキの置物。左は店主の前場さん=丸亀市綾歌町栗熊東 スマホを手にするイングレスの利用者。奥は高松市立中央公園内の拠点「イサム・ノグチの遊具彫刻」 世界的に流行しているスマートフォン向けのゲーム「イングレス」が県内でも秘かな人気だ。県内各地につくられた「拠点」をめぐって、仮想空間での陣取り合戦が白熱している。一方、ゲーム内での戦いが、現実世界で様々な問題を引き起こす恐れもある。 丸亀市綾歌町の「手打ちうどんまえば」にある高さ約80センチのタヌキの置物。実は世界を二分するイングレスの戦いの舞台だ。タヌキはゲーム利用者が申請し、拠点に指定された。緑と青の陣営に分かれる利用者は置物を訪れ、ゲーム内で攻撃し、自陣にできる。 ゲームを開発したグーグルの