今のインターネットはIPバージョン4で動作していますが、そのIPv4で各機器を識別するためのIPv4アドレスが遂に事実上枯渇しました(参考)。 長年「枯渇する」と言われ続けていましたが、それが遂に現実の物となりました。 ここでは、IPv4アドレス枯渇とは何かと、それによって何が起きるのかを紹介します。 IPv4アドレス枯渇に関して、アナログ放送の停波と地デジへの移行や、原油枯渇と似たようなものであるような認識が多く見られますが、個人的にはIPv4アドレス枯渇後のIPv4アドレスのアナロジー(類比)としては相撲の親方株の方が近い気がしています。 まず、アナログ放送の停波と地デジへの移行ですが、アナログ放送は2011年7月に一斉に停止します。 しかし、IPv4アドレスの場合は、ある日突然IPv4が使えなくなるわけではなく、今まで使っているIPv4アドレスはそのまま使い続けられるという意味でアナ
私自身のことを簡単に紹介すると、 「インターネットだいすきでっす!なんにも知識ないけどがんばりまっす☆てへぺろ☆」という感じで 2011年にインターネットの会社に新卒で就職しました。 「インターネットの会社なんだから、インターネットの仕組みくらい 知っておかないとね!!!!」という新卒研修で、インターネットの仕組み…主に、 サーバー、ネームサーバー、ドメインについての座学がありました。 突然ですが、銀行のATMを使う時。携帯を使う時。市役所で手続きをする時。 よく思うことがあります。 「この機械や制度を使うことはできるけど、機械や制度の仕組みを 説明してくださいって言われたら全ッッ然わからないだろうな…」 「その仕組みを使える」と、「その仕組みを理解している」は、違っています。 だから、インターネットの仕組みについて学ぶと知ったとき、 「インターネットの仕組みを知るって、インターネット業
ネットにおけるデマやステルスマーケティングは病原菌と同じだというのが最近の私の考えです。 ただし、私が言いたいのは「病原菌のようにひどいものだ」というのではなく、「病原菌と同様に対応できるかどうかが人類にとって大きな意味を持つ」という感想です。 有名な「銃・病原菌・鉄 - 一万三〇〇〇年にわたる人類史の謎」という本で語られている「病原菌」と同じようなニュアンスの「病原菌」です。 ネット界隈の情報をある程度の期間追っていると「嘘を嘘と見抜けない人には難しい」という有名なフレーズに良く出会います。 このような「ネット情報に対する免疫」がないと、いざというときにコロっと騙されてしまうのが、今のネットです。 今後、「ネット情報に対する免疫」を十分に獲得できなかった国民の多い国が荒れることが増えそうな予感がしています。 これからのネットは大規模情報操作が増えそう 最近話題になっているのは、ネットクチ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く