アメリカの宝くじといえばパワーボール。仕組みは日本のロトと同じで、いくつかの数字を選び、当たれば賞金獲得というもの。ただ、日本と違うのは、その当選額だ。パワーボールには上限がなく、時に約600億円、なんてジャックポットもあるそうだ。 一攫千金を夢見て、パワーボールのくじ券を買いに走った人は数知れない。今まで夢見ていたありとあらゆるものを手にいれることができるのだ。 専門家たちによると、ただ単にくじを買っただけでも、結果発表のその時まで、購入者の幸せレベルが高まるのだと言う。 配当金が上がればなおさらだ。宝くじの購入者たちは、「もし当選したら?」を、絶えず空想し、脳内で世界を旅行したり、大切な人々に家を買ってあげたり、借金を返したりしているのだ。お金さえ手に入れば人生はすべてうまくいく、そんな錯覚にさえ陥ってしまう。 しかし、急に裕福になることで幸せになれるのだろうか?ごく普通の人々にとって
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