世界のほとんどの場所に「デスクトップLinux元年」がまだ訪れていない。しかし、ドイツ南部のミュンヘン市はこの10年間、「Windows」から離れる取り組みを進め、Linuxや「OpenOffice」(後に「LibreOffice」へ移行)などのオープンソースソリューションを積極的に採用してきた。 ミュンヘン市議会は2003年、この移行に向こう10年間で3000万ユーロを投じ、「LiMux」というカスタムバージョンの「Ubuntu」を採用することを決定した。2013年にその移行作業の完了が宣言されている。 テクノロジをめぐるこの駆け引きには、政治が絡んでいると見ていいかもしれない。 ミュンヘン市の第二(副)市長であるJosef Schmid氏は、職員から不満の声が上がっているため、再調査が必要だと述べた。Schmid氏によれば、職員は移行に「苦痛を感じている」という。Schmid氏は201

