男子大学生のパソコンから横浜市のホームページに書き込まれた小学校への襲撃予告は、遠隔操作ウイルスを使ったのではなく、インターネットの掲示板に貼り付けられたホームページのアドレスをクリックしたことで行われたとみられています。 この攻撃手法は、「CSRF=クロスサイト・リクエスト、フォージェリ」と呼ばれるもので、攻撃する側が用意したホームページのアドレスをクリックしただけで、別のホームページに勝手に文章が投稿されてしまいます。 投稿されるホームページ側にセキュリティー上の欠陥がないと、この攻撃は行えませんが、利用者はクリックするだけなので、文章を投稿されたことに気付くことはほとんどありません。 また、投稿させられたホームページのサーバーには、利用者のパソコンのIPアドレスが残るほか、利用者側のパソコンにもアクセスした記録が残ります。 このため、IPアドレスを基に調べた場合、第三者が書き込んだも