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Natureとハリガネムシに関するbeth321のブックマーク (2)

  • 第2回 まるで寄生獣!寄生虫ハリガネムシの恐るべき一生

    ある意味、強烈な存在であるカマドウマと森で出会った。 その森に招いてくれた神戸大学の佐藤拓哉准教授は、「僕の研究室はフィールド」という生態学者であり、「我が研究のフルコースを味わってください」とばかりに、森の中の「好奇心のレストラン」に導いてくれた。そして、こってりと味わい深くカマドウマについて語ってくださった。 しかし、それは前菜。 今回は、主菜に登場いただく。 カマドウマに寄生するハリガネムシだ。 かなり嫌われ者昆虫であるらしいカマドウマで嫌な気分になった方には申し訳ないが、さらに衝撃的かもしれない生き物である。 この時期に水辺で出会うカマドウマは、腹の中にハリガネムシを養っている可能性がある。しかし、実際に水に飛び込んで、ハリガネムシが出てくる瞬間に出会うには運が必要なので、ここはすでに脱出した後のハリガネムシを探すことにした。 水の中でゆらゆら細長いものが揺れていたり、蠢いていたり

    第2回 まるで寄生獣!寄生虫ハリガネムシの恐るべき一生
  • 第3回 寄生虫ハリガネムシはどうやって宿主の心を操るのか

    寄生虫であるハリガネムシが、宿主であるカマドウマを操作して、ハリガネムシの産卵場所である水に飛び込ませる。 はたしてどういう理屈でそんなことが可能になるのか。 謎が多いながら、分かってきていることもある。佐藤さん自身は生態学者として野生で起きていることを見る方に重心があるものの、共同研究者と一緒に行動操作の謎に挑む研究にもかかわりはじめている。今のところ、どんなことが分かっているのか聞いた。 まず、大きく分けて、2つの方面からのアプローチがある。 ひとつは、ハリガネムシに寄生された宿主の行動を緻密に観察したり実験したりして、推測すること。もうひとつは、分子生物学的な方法で、操作されている時の脳内にどんなタンパク質や生理活性物質が発現しているかなどを細かく見ていく方法。行動を直接見るか、脳内の分子レベルの状態を見るか、という違いだ。 ハリガネムシはどうやって宿主を水に飛び込ませるのだろうか。

    第3回 寄生虫ハリガネムシはどうやって宿主の心を操るのか
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