南アメリカの北東部に位置する南米最小の独立国、スリナム。そこにはまだ知られざる地球の一部が密かに息づいている。まだ手つかずの森林と生物多様性に、国際環境保全団体「コンサベーション・インターナショナル」の研究チームは「まさしくここが、熱帯のエデン」と感嘆の声を上げたそうだ。 今回の調査によって60種もの新種生物が発見された。その奇妙にてワクワクするスリナム紀行の一部が公開されていたので見てみることにしよう。 研究チームが向かった先は、スリナムの中央にあるスリナム自然保護区。木々がうっそうと生い茂る熱帯雨林地帯は未開の地。原住民が住んでいるものの、文明諸国にとっては初めて足を踏み入れる場所だ。 森の入り口で出迎えてくれたのは樹上にたたずむマーゲイ(Leopardus wiedii)。 南アメリカ原産でネコ科に属する。 この画像を大きなサイズで見る ここで研究チームは1,378種の生物を記録した