日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は24日、大阪市内で後援会の政治資金パーティーを開いた。複数の出席者によると、橋下氏は、大阪都構想の実現に向けて、住民投票実施に必要な大阪府と市の両議会で関連議案が否決された場合、「反対した政治家には、一生あの手この手で選挙を邪魔してやる」などと述べたという。議案可決には維新と協力関係にあった公明党の賛同が必要で、都構想に消極的な同党議員らを牽制(けんせい)した発言とみられる。
自民、公明両党は10日、政府の外交・安全保障政策の指針となる国家安全保障戦略(NSS)に、「愛国心」を明記する方針を了承した。国の安全保障政策が、個人の心の領域に踏み込むことにつながり、論議を呼びそうだ。 政府がこの日の与党・安全保障に関するプロジェクトチーム(PT)にNSSの政府案を提示。その中で、国家安全保障を支える社会的基盤を強化する目的として、「国を愛する心を育む」と記した。 これに対し公明党は、2006年の第1次安倍内閣下で成立した改正教育基本法に基づき、「我が国と郷土を愛する態度を養う」とするよう求めた。そのため「愛国心」に関する記述をすることは確認。具体的な表現ぶりについては、今後政府と公明党とで調整したうえで、17日をめどにNSSと防衛大綱を閣議決定することを了承した。
印刷 関連トピックス橋下徹 大阪維新の会幹事長の松井一郎大阪府知事は13日、公明党との関係について「(支援)要請があれば受けなければならない」と述べ、次の衆院選で選挙協力する意向を表明した。「都構想の法改正に前向き」と評価し、維新の会との連携が可能と判断したとみられる。 松井氏はこの日、選挙協力に向けた前提条件として、都構想の実現に必要な地方自治法改正への協力のほか、大阪都構想の具体像を検討する推進協議会への参加と、橋下徹大阪市長が市議会に提案する人事案件への賛同を挙げた。ただ、都構想関連や人事案件以外の議案について「是々非々は当然。全部賛成しなければ敵とみなすことにはならない」とも語った。 一方、公明は維新側が協力の条件とする法改正や大阪市の人事案件について、原則的に賛成する方針を固めている。公明関係者は、維新の会との関係について「3歩も4歩も進んだ。公明は都構想に協力し、選挙で維
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