勉強時間が同じでもスマートフォンを利用する時間が長い中学生ほど成績が悪い傾向にあることが、仙台市の教育委員会と東北大学の共同研究で分かりました。 仙台市教育委員会と脳科学が専門で東北大学の川島隆太教授の共同研究グループは、ことし4月、仙台市内の中学校に通うおよそ2万4000人を対象に、スマートフォンやパソコンなどの利用時間、それに勉強時間などについてアンケートを行いました。 グループでは、アンケートと学力検査の結果を基に調べたところ、1日当たりの勉強時間が同じ生徒でも、スマートフォンの利用時間が長いほど、学力検査の点数が低い傾向にあることが分かったということです。 具体的には、1日に2時間以上勉強すると答えた生徒のうち、スマートフォンの利用時間が1時間未満と答えた生徒について数学の平均点は75点だった一方で、3時間以上利用すると答えた生徒の平均点は61.2点と10点以上、差があったというこ
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