【中村光】女子大生になりすまし、男性から現金をだまし取ったとして、宮崎北署は26日、宮崎市下原町の無職、山元照子容疑者(55)を詐欺などの疑いで再逮捕し、発表した。メールで「親に仕送りを止められた」と生活費を求める一方、電話では交際に反対する女子大生の母親役もこなしていた。 宮崎北署によると、山元容疑者は2010年1月〜今年9月、九州の有名国立大学医学部に通う20歳の女子大生になりすまし、出会い系サイトで知り合った兵庫県の20代男性(当時大学生)に「将来は一緒になろうね」などと結婚の意思を示すメールを送信。現金約600万円を150回にわたって自分の娘名義の口座に振り込ませた疑いが持たれている。