マーシャル諸島・マジュロ(Majuro)の海に浮かぶカヌー(2013年8月29日撮影、資料写真)。(c)AFP/Giff Johnson 【1月31日 AFP】太平洋の環礁にボートで漂着した衰弱した男性が、太平洋を16か月間漂流したと語っている──。男性はメキシコから出航したと話しており、これが事実なら1万2500キロ以上を漂流したことになる。現地で調査研究をしていたノルウェーの学生が31日、AFPに語った。 太平洋の島しょ国マーシャル諸島のエボン環礁(Ebon Atoll)で30日、地元の住民2人が漂着したボートから男性を発見した。ボートは全長24フィート(約7.3メートル)でエンジンも付いていたというが、スクリューは無かったという。 ノルウェーからエボン環礁の調査に訪れていた人類学部の学生、オラ・フェルスターさんは、「(男性の)体調は良くないが、回復はしている」とAFPの電話取材に語っ