パナソニックは、水中の汚染物質を最大100倍の速度で無毒化する「光触媒水浄化システム」を初めて一般公開した。 12月11日から、東京・有明の東京ビッグサイトで開催されている「エコプロダクツ 2014」のパナソニックブースにおいて、光触媒水浄化システムの技術展示を行うとともに、技術者によるセミナーを開催。先進性とともに、新興国への展開などを通じて社会貢献できる技術であることを訴えた。 パナソニックが開発した「光触媒水浄化システム」は、2010年から開発に着手。2013年10月からは、インドのジャダプール大学との産学連携プロジェクトを通じて実証実験を行っている。 新構造の光触媒粒子を水中に分散。従来の固定型光触媒に比べて、最大100倍の反応速度で、地下水などに含まれるヒ素や六価クロムなどの有害金属や、難分解性有機物を無毒化できるという。