Shibuya Scramble Crossing Flickr Yoshikazu TAKADA 「要はTSUTAYAで自分たちのもうけを増やすよってことだと思うんだよね」 モノ系雑誌のベテラン編集者は憤りを隠さない。7月31日、阪急コミュニケーションズが「ニューズウィーク日本版」「フィガロジャポン」「pen」など、雑誌をふくむ同社の出版部門を売却すると発表した。売却先はカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)との合弁会社だ。CCCは以前にもエスクァイア マガジン ジャパン、ネコ・パブリッシングといった出版社を買収している。前述の編集者は吐き捨てるように言う。 「そのうちユニクロと同じことになるんじゃないの、コラボとか始めたりして」 CCCのプライベートブランドは既存市場を破壊する鍵 CCCは以前から、CDやDVDでプライベートブランド商品を展開してきた。 エンタメ事業においては「エ
![買収・合併に見える、出版業界のイノベーション](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b882a4430a8c6d32e864b6b6d14c3911aeb1ca92/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fascii.jp%2Fimg%2F2014%2F08%2F18%2F1591228%2Fl%2Feceda48409fe7264.jpg%3F20200122)