ずっと昔からあるといえばあるものなのだが、ここ数年ランキングという形をとったコンテンツが増えたような気がする。ついつい気になって見てしまう。 ランキングで最も光り輝くのは当然1位がなんなのかだ。2位や3位も、1位と競ったのに負けた、惜しい!という気持ちが漂うので重要だ。 翻って7位くらいに注目すると、だんだんと、どこまでフラット…、平熱…、どうでもいい…、なんというかもやもやとした空間に入り込んでいく。普段あえて注目はしない部分だ。 今日はとことん7位のもやもやを味わってみようと思う。 (藤原 浩一) 予測不能な7位 世間に跋扈するランキング。その中で7位は独特の風格が漂う。 ランキングの中にはタイトルを見ただけで1位が予想できてしまうものも多いと思うが、7位の予想はなかなかできない。そういう意味で混沌としたフロンティアが広がっていると言えそうだ。