新しいローマ法王を選ぶためにバチカンで行われていた「コンクラーベ」で、日本時間14日未明、アルゼンチン出身のホルヘ・ベルゴリオ枢機卿が第266代のローマ法王に選ばれ、フランシスコ1世と名乗ることになりました。 コンクラーベが行われていたバチカンでは、日本時間14日午前3時過ぎ、礼拝堂の煙突から法王が選出されたことを示す白い煙が上がり、アルゼンチン出身のホルヘ・ベルゴリオ枢機卿が第266代のローマ法王に選ばれ、フランシスコ1世と名乗ると発表されました。 このあと、フランシスコ1世がみずから大聖堂のバルコニーに姿を見せ、集まった数万人の信者を前に、「世界すべての友情と愛と信頼のために祈りをささげ、実りある旅を続けることができることを期待したいと思います」とあいさつをしました。 フランシスコ1世は、アルゼンチンの首都ブエノスアイレス出身の76歳。1997年にブエノスアイレスの大司教に就任したあと