アップルのサプライヤーとの関係は守秘義務契約があるので表に出ることはまずないのですが、倒産すれば話は別です。 アップルのサファイアガラス供給元「GTアドバンスト」が破産し、工場閉鎖と従業員大量解雇を決めたのに伴い、GT経営陣の宣誓供述書が今月公開され、いろいろとあり得ない契約関係だったことがわかってきました。 本来であればアップルとの契約内容を口外すると、GTは1回5000万ドル(58億円弱)の罰金をアップルに支払わなけばなりません。が、今回は破産手続きの一環で裁判所が特別に公開することを認めました。アップルはあまりにも長々と恨み節が並んでいるため公開を止めようとしましたが、それは認められませんでした。 ニューハンプシャーの無名の会社、GTアドバンストがアップルとサファイアガラスを独占的に開発・供給することで5億7800万ドル(668億円)の契約を結んだのは2013年のことです。その支払い
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