不況で冷え込んでいたIT業界の転職市場に、回復の兆しが見え始めている。だが、業種や職種によって採用数や条件に大きな差異が生まれている。転職市場の動向を追い、自身のキャリア戦略立案に生かしてほしい。 2月のIT業界求人市場まとめ 期末は、多くの企業が採用活動を活発化させる時期。複数の分野で「急募」の求人が増加した。 通常求人の内定率が10%前後であるのに対して、急募求人の内定率は20%と跳ね上がる。そのため、求職者は迅速に応募して最短スケジュールで面接予定を組むなど、スピーディな動きで対応していた。 Web業界 選考を同時に行う会社説明会が、増えてきている。この形式は、優秀な人材を早く採用したい企業側と、選考過程を短縮するチャンスがある求職者側、双方にメリットがある。今後しばらくは、会社説明&選考会を実施する企業が増加しそうだ エンジニア:ソーシャルアプリのコンテンツ幅が拡張→採用が活発に