Pew Research Centerが米科学振興協会(AAAS)と共同で実施した調査によると、米成人の大半は科学が生活の向上に役立っていると考える一方で、科学者と一般市民とでは見解に大きな隔たりのある科学的事柄があることも判明したそうだ(Pew Research Centerのリポート、 ScienceDailyの記事、 FiveThirtyEightの記事、 本家/.)。 米一般市民の79%が科学により多くの人々の生活が楽になると答え、科学が医療や食品、環境に対して良い影響を与えると答えた人も半数を超えている。ただし、米国の科学的な業績についての設問では、科学者の45%が世界最高、47%が先進工業国の平均以上と答えたのに対し、一般市民は15%が世界最高、39%が平均以上と答えたとのことだ。 一般市民と科学者とで回答の隔たりが最も大きかったのは、遺伝子組み換え食品を摂取しても安全かどうか