なりすまし事件の犯人が送ったとされる“犯行声明メール”の全文を、送付先の1人である落合弁護士がブログで公開した。犯行に使われたトロイの木馬は犯人が1から開発したことや、警察を試す意図があったことなどが記されている。 悪意のある遠隔操作プログラム(トロイの木馬)で他人になりすまし、犯行予告を繰り返していた一連の事件で、犯人が送ったとされるメール全文を、送付先の1人である弁護士の落合洋司さんがこのほど、ブログで公開した。犯行に使われたトロイの木馬は犯人が1から開発したことや、警察を試す意図があったことなどが記されている。 落合弁護士は、「事件に関する関心が高まっていることや、既に一部で(不完全なまま)公開されつつあることも考慮」し、公開を決めたという。個人名やURL、メールアドレスなど「支障があると考えられるもの」は伏せた上で公開している。 トロイの木馬は「自作」 明大生の事件はCSRF脆弱性
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