4月7日、8日に開催された「新経済サミット2015」は、2日間でのべ3200人超が参加し、国内外から招いた起業家やイノベーターは総勢70人超。社会人や経営者、起業家、そして学生たちに向けての数々のセッションが行われ、中には立ち見も出るほどの盛況ぶりであった。 このサミットのクロージングセッションのテーマは「世界で最もイノベイティブな国になるために」。新経済連盟代表理事を務める楽天の三木谷浩史氏(代表取締役会長兼社長)がモデレーターを務め、サイバーエージェントの藤田晋氏(代表取締役社長)ら登壇陣にサミットの総括を聞いた。 日本で起業家が称賛されない問題 先陣を切って発言した藤田氏は、日本の起業家に大きなチャンスが到来していると語った。「今回のサミットでは、安倍総理が駆けつけてスピーチを行ったり、日本で初めてベンチャー企業のために内閣総理大臣賞を創設する動きも見せた。アントレプレナーが日本では
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