印刷 ウイルス対策ソフト大手の米シマンテック社は18日、ウイルス対策ソフトなどの設計図にあたる「ソースコード」が何者かによってアクセスされ、盗まれていたと発表した。PCを遠隔操作するソフトで、通信を傍受される危険が増した可能性があるという。 盗まれたのは、看板商品のウイルス対策ソフト「ノートンインターネットセキュリティー」、「アンチウイルスコーポレートエディション」の2006年版と、PCを遠隔操作するための「PCエニウェア」などの一部。 同社によると、PCエニウェア以外は、最新の製品を使っていれば、導入されたPCがサイバー攻撃にさらされる危険は小さいという。PCエニウェアは、PCを乗っ取られるなど、通信傍受などの危険性が増した可能性があるという。同社は、2006年に盗まれたソースコードが最近、公開されたことから、被害状況を調査していた。 セキュアブレイン社の星沢裕二さんは「仮に現在
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