メキシコ・チワワ(Chihuahua)州シウダフアレス(Ciudad Juarez)の検察局で、検視のためミイラ化した遺体を運ぶアレハンドロ・エルナンデス(Alejandro Hernandez)氏の検視チーム(2013年3月6日撮影)。(c)AFP/JESUS ALCAZAR 【3月29日 AFP】麻薬組織同士の抗争絡みで過去6年間に1万500人もが殺害されたメキシコの街、シウダフアレス(Ciudad Juarez)。この街内のある部屋で、歯科医にして検視の専門家、アレハンドロ・エルナンデス(Alejandro Hernandez)氏が乾燥して黄ばんだ遺体を透明の浴槽の中に浸していく。殺人事件を解決するため、ミイラ化した遺体を「よみがえらせる」のだ。 米テキサス(Texas)州と国境を接するこの街は90年代以降、「ホミサイド」(殺人)ならぬ「フェミサイド」(女性殺し)と言われるほど女性の
![ミイラ化遺体よみがえらせる新技術、殺人事件解決に メキシコ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/be7eb1dea4e3ca4643672f66f9f14247539c07b7/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F7%2F7%2F1000x%2Fimg_77545e5799627eb0b44ee9b620928a9398717.jpg)