2020年東京五輪・パラリンピック大会組織委員会理事を務める作詞家・秋元康氏(56)がスポーツ報知のインタビューに答え、「次の世代に希望を与える大会にしたい」と、自身が生まれ育った「東京」で開催される五輪への思いを語った。AKB48をはじめ、数々のプロデュースを手掛けヒットさせてきた秋元氏。しかし、5年後は「プロデューサー・秋元康としてではなく、一国民としてお手伝いしたい」と“黒子”に徹すると明言した。(江畑 康二郎) 【写真】ゴールデンで連続ドラマ初主演するまゆゆ 昨年3月に五輪・パラリンピック組織委の理事に正式就任してから1年たったが、現在の心境は。 「まだ、理事会も数回開催されただけなので、国家最大のプロジェクトは、本当に粛々と進んでいくんだなという感じです」 秋元氏の五輪の記憶は1964年にさかのぼる。東京五輪で、マラソン史上初の連覇を果たしたエチオピアの英雄アベベ・ビキラを