東名高速道路は、14日夜から静岡県内で、雪で車が立往生して動けない状態になりました。 丸1日近くに及ぶ高速道路上の立往生はなぜ起きたのか。 中日本高速道路や警察などの話を総合すると、複数の要因が重なったことが分かってきました。 渋滞の最初のきっかけは、14日午後9時前、静岡県裾野市の上り線、裾野インターチェンジ付近の緩やかな坂道で、雪で滑った車が進めなくなったこととみられています。 この付近を含めた静岡県東部は標高が高く、高速道路が走っている周辺も大雪が降っていて、スリップや立往生する車が複数あったとみられています。 中日本高速道路は、除雪車や作業車を出して、動けなくなった車両を移動させる作業に入りましたが、このころ、雪の勢いが強まっていました。 積雪量を測っている隣の御殿場市のデータでは、積雪は14日午後6時ごろから15日午前3時ごろまでの6時間で、80センチを超えるまでになっていました