街で節電のためにエスカレーターが停まってても、電車内の電灯が消えてても、お店の看板が真っ暗でも、心のなかで「しょうがないよね」と思ってました。でも、公共の図書館が「節電のために臨時休館」しているのを見て、モヤモヤとしたものを感じた、というお話です。 図書館って、そういう理由で閉めてもいいものなんでしょうか。 きっかけは、東京のとある公共図書館へ行ったとき。この図書館、本来休館日は週1日でした。しかし7月に入り「節電のため臨時休館をおこないます」というアナウンスがおこなわれたのです。つまり週に1日休みだったのが週2日休館となったわけです。それが9月まで続くそうです。節電のために図書館を週イチ休館してしまうというのは、大胆なやり方だなぁとそのアナウンスを見た時に感じました。 図書館は書籍をはじめとする情報や場所を共有することで市民の知的活動を支援する場所です。そこに多くの人が集まり、空間をも共