北京(Beijing)で押収された、排水溝から集めた廃油「地溝油」(2010年8月2日撮影)。(c)AFP 【6月8日 AFP】中国のマイクロブログユーザーは、「豆腐に含まれるタルク」についても心配している。豆腐はタンパク源として中国全土で食べられている食材だ。 ■「排水溝の油」の再利用、小麦粉の「不自然な白さ」 「それに、油で揚げた食品も食べられない。道端からすくい集めた廃油を再利用して揚げていないという保証がない」。前年末、レストランの排水管から集めた通称「地溝油」を販売したとして、1地方だけで50人以上が逮捕される事件があった。 「小麦粉は寒気がするほど不自然な白さだ」 それでも、食品汚染は中国の健康問題の中では最も懸念の度合いが低いものかもしれない。というのも当局にとっては悪徳業者を摘発するほうが、汚染された河川・湖沼や大気を浄化するより楽な仕事だからだ。 今年に入ってから既に河川