中国・上海(Shanghai)のアップルストアで携帯電話を使う女性(左)と警備員(2012年5月7日撮影、資料写真)。(c)AFP/Peter PARKS 【6月28日 AFP】米ニューヨーク(New York)の労働権利団体、中国労工観察(チャイナ・レイバー・ウオッチ、China Labor Watch)は28日、中国にある米アップル(Apple)の供給業者の労働環境は「嘆かわしい」とする調査結果を発表した。 4か月かけて中国の南部と東部にある10工場を調査したところ、違法な低賃金の長時間労働や危険な作業環境など労働者の権利が侵害されている事例が多数見つかったという。 3月には独立監査機関「公正労働協会(Fair Labor Association、FLA)」がアップルの同意のもとで中国国内3工場の実地調査を行い、法定労働時間を超えて長時間働かされるなどの問題を指摘していた。 中国労工観