セブンーイレブンで棚の最上段に陳列される「セブンゴールド 金の食パン」。大手製パンの主力商品を大きく上回る売れ行きだ■■キャプション■■セブンーイレブンで棚の最上段に陳列される「セブンゴールド 金の食パン」。大手製パンの主力商品を大きく上回る売れ行きだ 「食パンの概念を変えた」、「流通の常識を変えた」。その猛烈な売れ行きで製パン、流通業界を驚かせているのが、セブン&アイホールディングス(HD)が4月に発売した「セブンゴールド 金の食パン」だ。一斤250円と同100円強の製パン大手の普及品に比べて約2倍の価格ながら、セブン&アイの店舗ではそれらをはるかに上回る販売量を誇る。 「自信はあったが、これほど売れるとは…」 開発を担当したセブンーイレブン・ジャパン商品本部FF・デイリー部の中村功二チーフマーチャンダイザーがそう口元を緩めるほど、金の食パンの売れ行きは好調だ。主戦場のコンビニエンススト