スコアの“粉飾”で伸び悩む人 これからTOEICを受けようという人は、点数さえ上がればいいのか、英語が使いこなせるようになりたいのかを考えてほしい。 「TOEICは、いわば“英語の健康診断”。現時点の自分の英語レベルを、数値で示してくれます。でも、健康診断でもいるでしょう? 検査日1週間前から酒を断ち、酢大豆を食べ、数値を粉飾する人が。本来は健康であることが大切なはずなのに、いつしか目的がすり替わっている。さて、TOEICでも、似たようなことをしている人はいませんか?」 企業は「いよいよ英語が使えなければ戦えない」と考えて、社員にTOEICのスコアを要求する。だが、社員は言われた点数をクリアすることばかりに気を取られ、英語を使えるようになる勉強をしていない。 「以前は社員に700点突破を課していた企業が、750点、800点……と、どんどんハードルを上げているという話を聞いたことはありません
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