威力業務妨害やウイルス供用など10の罪に問われた片山祐輔氏についての、3回目の公判前整理手続きが7月18日午前、東京地裁(大野勝則裁判長)で行われた。その後に行われた記者会見で、弁護人が特に熱を込めて語ったのは、犯人が雲取山の山頂に埋めたとするウイルスのソースコードなどが保存されたUSBメモリについてだった。 埋められたのはいつなのか?!佐藤博史弁護士片山氏は、昨年12月1日の午前、この山を上ったことは認めている。検察は、その際にUSBメモリを山頂に埋めた、と主張している。 警察は、1月1日の犯人からのいわゆる「謹賀新年メール」を受けて、スコップを持って山に登ったが、山頂は地面が凍結していて歯が立たなかった。山荘でツルハシを借りて掘ったが、この時には発見していない。山頂から700メートル下った場所にある山荘で図っている気温の記録によれば、この日の最低気温はマイナス9.5度、最高気温はマイナ