『肌のきれいな人がやっていること、いないこと』(菅原由香子著、あさ出版)の著者は、岩手県一関市のクリニックで月1万人を診ているという人気皮膚科医。化粧品を使い始めた大学生時代から自身が肌荒れに悩み、「自分の肌をなんとかしたい」という思いで皮膚科医になったのだそうです。 そして自分の肌を使い、いろいろな化粧品を使ってみては腫れる、荒れるを繰り返し、数年に及ぶさまざまな実験をして、どうするとお肌が荒れるのか、重大な事実に気づいたのです。ついに20年以上の肌荒れを克服した瞬間でした。(「はじめに」より) つまり本書には、著者の経験が凝縮されているというわけですが、「肌荒れにならない。美肌になる」ための答えは簡単。それは「素肌力を活かす」ことだそうです。そして問題は、人の肌にはもともと「美しくなる力」が備わっているにもかかわらず、多くの人が知らないうちに、その力を弱めてしまっているということ。 で