香港(Hong Kong)で行った競売で中国製磁器としては史上最高値で落札された明代の酒杯を披露するサザビーズ(Sotheby's)・アジアのニコラス・チャウ(Nicolas Chow)副会長(2014年4月8日撮影)。(c)AFP/Aaron Tam 【4月9日 AFP】香港(Hong Kong)で8日にオークションに掛けられた明王朝時代の酒杯が、中国製の磁器としては史上最高値の3605万ドル(約36億7200万円)で、上海(Shanghai)の大富豪、 劉益謙(Liu Yiqian)氏によって落札された。競売を主催した競売大手サザビーズ(Sotheby's)が発表した。 この小さな白地の磁器製の酒杯は、明朝の成化帝(在位1465~87年)の時代に作られたもので、ニワトリの一家を描いた彩色画が施されている。 サザビーズによれば、乾隆時代のひょうたん型のつぼが2010年に記録した2億526